今後YouTubeはどうなる?広告料は?
今回はYouTubeの今後について考察していきたいと思います(2019年8月)
今や知らない人がいないYouTube。
実際YouTubeは10年前からインターネットでそこそこの利用がありました。
ですが、その当時はニコニコ動画が最盛期、主流でした。
自主投稿で動画をあげる場合、大体がニコニコ動画。音楽のMVや海外の動画を見たい場合はYouTubeといった棲み分けもありました。
ですが次第に、ニコニコ動画は勢いが衰え、その間にYouTubeへ利用者の流出が起こりました。
これは何故起こったか?
YouTubeは、動画主が動画の再生数に応じて報酬を受け取れる制度、アドセンスの仕組みを取り入れました。
すると、ビジネス的にYouTubeに参入する人達も増えていき、動画の質はみるみると上がっていきました。
10年前だと、YouTubeに動画を上げるなんてもの好きだ、と思われたのが、アドセンスによって動画主・視聴者が激しく流出し、結果逆転することとなりました。
この歴史から言えることは、YouTubeも
ニコニコ動画と同じ運命を辿る可能性がある、ということです。
ですが、その可能性はかなり低いと言えそうです。
なぜなら、YouTubeがグローバルなプラットフォームであるということ。対してニコニコ動画は国内のプラットフォームでした。
巨大な基盤を形成したYouTubeがそう簡単に揺らいだり、競合によって利用者が流出する可能性は低いと言えます。
もう一つの理由は、YouTubeがテレビの代わりを成し始めた、ということです。
ニコニコ動画は、インターネットコンテンツでしかありませんでした。企業の参加やビジネス的に取り組む人も少なく、個人活動のお披露目程度の役割でした。
ですが、YouTubeは、アドセンスという報酬制度をプラットフォームに落とし込み、需要と供給の経済システムを完璧に形成しました。
スポンサーがテレビ局ではなく、YouTubeに広告を出すという変遷が現在進行形で起こっています。
やっと、広告という言葉が出てきました。
YouTubeを語る上で広告が1番大事です。
YouTubeが基盤を作るに至った戦略は、広告とアドセンスだからです。
それによって、質の高い動画が増え、視聴者が増え、みるみる内に成長していきました。
では、今後YouTubeはどうなるのか?広告はどうなるか?
はっきり言って、
YouTubeの報酬が無くなることはありません。
ただし、単価が下がる可能性は大いにあります。
報酬が無くならない理由は、報酬を無くすとYouTuberが根こそぎ居なくなってしまうからです。報酬をモチベーションに質の高い動画を作ってくれる投稿主が減ってしまいます。
いくらなんでもYouTube運営はYouTuberを切ることはないと思います。
ただ、恐ろしいことに...
人気YouTuberだけです、守るのは。
そもそも報酬を払うことでYouTubeは質の高い動画を増やすという狙いがあります。
ですが、報酬目当てでタケノコのように新人YouTuberが現れてもYouTubeからすると、質の低い動画が増えプラットフォームの質が下がるだけです。
最近の規制の厳しさからも質を重視する方針が見られます。
なので、タイミングを見て、報酬を支払う条件をより一層厳しくするなどYouTuberの間引きをする可能性が、大いにあると思います。
ついでに、人気YouTuberに対しても単価の減算をゆっくりと行う可能性があります。
基盤を完成させたYouTubeからすると、もう今までほどYouTuberに報酬を支払わなくてもいいと考えている可能性は高いです。
物販アフィリエイトも同様に誕生から報酬が右肩下がりです。
YouTubeでも単価が下がることはあっても上がる可能性はかなり低いと言えます。
ただ、グローバルなプラットフォームだからこそ見える展望もあります。
世界的人口の増加やネット利用者の増加。
30年後にはほぼ世界中の人(90億人)がネットを使っているという資料から読み取れることは、
仮に報酬単価が下がったり、YouTuberの間引きが行われたとしても、
YouTubeは世界やネット人口に比例し巨大化を続け、
総合再生数が増えるほどにスポンサーが増え続け、
その広告料は質の高い動画を上げている人気YouTuberにだけ支払われる。
結論として、
仮に報酬単価が下がっても、YouTuberの間引きが行われても、
良い動画を上げ続けYouTubeに認められるYouTuberになれば、総合報酬が下がることはないし、ずっと報酬を貰い続けられる、ということです。
今回は、インターネット上での動画という情報の世界最大プラットフォームYouTubeの今後を考察をしてみました。
いかがでしたか?読みたい内容はありましたか?
納得した、スッキリしたと思ったらgoodよろしくお願いします。
最後に。これからYouTubeで戦うなら、
国内の限られたシェアより今後伸びる海外のシェアを狙いに行く。全然ありです。