現実的かつ具体的な仕入れルートの模索と現実的販売シュミレーション
さて、今回は現実的かつ具体的な仕入れルートの模索と現実的販売シュミレーションを行う。
扱う商品ラインナップは、包丁、扇子、釣り具、食品調味料、パンフレット、漢字グッズ、観葉苔、日本製陶器、浴衣着物甚平、下駄、風鈴、書道セット、ガロ系書籍、春画、抹茶、茶道セット。
概ね日本由来のもの、コンセプトとしては「Japan old culture」 といったコンセプトだ。余談だが、もう少しラインナップを絞り、コンセプトを尖らして良いとも思う。
まずは、現実的かつ具体的な仕入れルートの模索である。
・・・・
理想としては、ネットにない、かつ、無在庫販売が行える。
そして、家に配送してもらえる、という「仕入れ先の創出」だ。
これは難題だ。
ネットにない、ということは、仕入れ先へ赴き、写真を撮らしてもらい、その場では買わず、買い手が見つかってから、配送してもらうということだ。
もちろん在庫確認の電話や連絡も応じてもらう必要がある。
それを全て一から交渉するということを意味する。
在庫販売なら話は簡単だが、あくまで在庫なし販売にこだわっていく。
そうなると、店側との協力体制、信頼関係は必須である。
通常の無在庫販売とは筋肉の使い方が全く異なる。
仮に、ネットにある商品だったとしても、商品ページに耐えうる写真量や質が必要だ。
そして、在庫状況の確認や自宅への配送。
つまる所、「ECサイト」を利用するしかないということだ。
ネットにある商品=ECサイト、プラットフォーム。
ネットにない商品=実店舗(営業交渉必須)
なんとも当たり前の結論に帰着する。
現実的な方法は、ネットにある商品だったとしても「個人経営のECサイト」から仕入れるということ。
そして、販売実績・セラー実績を積んで、交渉をかける。割引や要望の交渉を行う。
この経験を経て、「実店舗からの仕入れ、交渉」へとステップアップしていく。
リアルな実店舗から仕入れることは、まだ考えるべきでない。
まだ先の話だ。
「個人経営のECサイト」から仕入れ、次は、交渉・信頼関係を気づいていくステップがある。
・・・・
現実的販売シュミレーションについて。
さて、商品を選び、仕入れ先を見つけ、写真を転載し、出品する。
売れたら配送してもらい、検品し海外へ発送する。
何も難しいことはない。
売れ行きがいいなら、購入実績を掲げ、値段交渉を持ちかけてもいいだろう。
・・・・
継続的かつ拡張的な戦略とは1つ。
「セラーの販売実績を武器に、新たな仕入れ先を創出する」ということ。
商品それぞれの仕入れ先を意識した各マニアックセラーコンセプトが必要になってくる。仕入れ先に刺さる、自信を持って打ち出せるものでないといけない。
真のお客さんとは、仕入れ先だ。
通常の無在庫販売の概念は犬に食わした方が良い。
これは、ビジネスだ。価値を生み出すために交渉し、ハッピーにする。
機械的にコピペを繰り返すのではない。
これが、真の「ネット物販」だ。